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小山薫堂と佐藤可士和 なにもかも真逆の二人の対談本。働くって目の前の人を喜ばせるという気持ちでやってみてもいいかもと思った。

小山薫堂と佐藤可士和の対談本を読みました。

 

・無駄が面白いもの生み出す 小山薫堂


・無駄をなくして合理的に 佐藤可士和

 

なにもかも真逆の二人の対談本。

 

そんな二人の対談なのに、仕事に対する姿勢についてヒントをもらえてめっちゃ気が楽になった。

 

 

 

 


事務所のデザインも、創作に対しても姿勢が違う、のに言ってることが重なり合う。

 

面白い対談本だった。

 


無駄ばかりの、ターザンロープまである小山薫堂の事務所。


一切の無駄がない、佐藤可士和の事務所。

 

使わないクーポンまで持ち歩く小山薫堂。

 

対して、持ち物もすくなく、無駄なものは決して持ち歩かない佐藤可士和。


そしてその姿勢が、そのままそれぞれの創作方法にもつながっているのが面白い。

 

 


ジブンメモとして、いいこと知れたなという部分。

 

小山薫堂は

人が喜ぶとうれしくなる、自分の存在意義の証と感じるという。

 

誰かを喜ばせる = 働く ということではっきりつながっている。

 

働くことが自己実現にばっちりつながっている。

 

依頼してくれた目の前の担当者を喜ばせる、自分を呼んできてよかったとその担当の上司にも思わせたいと。


これを読んで、働くって人に喜んでもらうという考え方もあるのか!

じゃあ、僕は働ける!と思った。

 

そして、働くため、目の前の人を喜ばせるためのアイデアは思いつけるだろうか、という思ったが

それに対しては佐藤可士和がばっちり言ってる


クライアントのやりたいことは相手の中に最初からある

このひとのやりたいことをやればいいんだ

だから、アイデアが出ない不安はない

でないならよっぽど合わない


なるほど。じゃあ安心。

自分の働くモチベ、気持ちの置きどころと、そのためのアイデアを得る方法がもらえた。


仕事の本としてもかなり面白かった。

 


あと一つ、組織にメッセージを伝えていく方法として

なにか進めても、当事者たちがやる気にならなければ続かないし変わらない。

くまモンを作り出しても、道筋はつくれても熊本に人を呼ぼうと実際にやるのは、熊本の人たちなのでその人たちをどう動かすか、やる気をおこさせるかについて。

どうしたらいいか。


一人一人の功績を褒めてあげる。

そこまで気づいてくれたんだ!にならないと組織全体にはメッセージは伝わらない。

という。

全員で何かをしようという時の、一つのやりかたとして持っておこう。

そして、家でも仕事でも、街中でも、いろんな人がしている「そこまで」気づいていきたいと思った。

 

ホリエモンの本にもあったけど、

初対面の人に信頼されるために大事なことはなんですか?

という質問にたいして

その人のために尽くす。

と答えていたのを思い出した。

これにも通じている。

 

 


さらーっと読めるけどかなり面白かった。

 

仕事に対して、どうしたらうまくいくだろうと考えていたので、すごくしっくりきました。

 

仕事や職場でなんかうまくいかないなという人にも読んでみてほしい。

 

 

おすすめ。

 

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