世界史をすっきりと理解したくて、いい本見つけました。
世界史なのに、ヨーロッパ史の本です。
そう、世界史ってヨーロッパ史のこと!
乱暴だけど、まずはここを押さえて、広げていくのが一番の近道と思ったからです。
世界史ってヨーロッパ史のこと!?
なぜそう思ったか、
同時多発的に世界中でいろいろ起きられても追えない。
流れで知りたい。
流れで知ると、理解できるので忘れないし何より面白い。
だいたいヨーロッパ目線で語られるので、ヨーロッパを押さえないと状況が見えない。
世界史ってフランスドイツイギリスイタリアスペインなどなどばっかりテストに出てたし。
漫画やドラマなど断片的に知ってるヨーロッパの話が、全体のどのあたりなのか知りたい。
ベルサイユのばら、ヒストリエ、薔薇の名前、中途半端に覚えてるので一度スッキリさせたい。
いい世界史の本がないから。
ここが問題。
まぁ自分にとってはという話ですけど。
各国ごとに政治、文化など個別に説明されても、時間的な前後がつながらない、というか膨大すぎて前時代のイベントを忘れる。
どんなに本屋うろついても、まとめ本しかない。
1冊でわかる世界史! とかだと、事象の羅列でつながりが分からない。
あれは、世界史勉強した人が、受験前に最後の仕上げに見るものや忘れないときに読むものだと思う。
分かる人には便利な本なんだろうけど、僕にはハードルが高すぎです。
マクニール世界史は面白いけど範囲が広いと思う。
そもそも自分はなにが知りたいか?
産業革命は何を引き起こしたか?
暗黒の中世とは?
ギリシャ文化ってどう影響を与えた?
とりあえずこの辺りをまず理解したい。
ここで気づいた、ヨーロッパだけでよくない?
中国もロシアもアメリカも日本もいったん置いといて。
世界史ってだいたいヨーロッパ史じゃなかろうか?
乱暴なのはわかってるけど、いったんヨーロッパ、とくに西ヨーロッパを整えてスッキリしたほうがいいのじゃなかろうか?
と気づいて本屋をうろうろして見つけたのがこの本。
「超約 ヨーロッパの歴史」について
この本で大正解。
この本すごい。
まずヨーロッパ史をざっくり全体を語ったあと、
侵入と征服について語る。
そしてまた最初に戻って、政治形態について語る。
そしてまた戻って言語について語る。
というように、それぞれのジャンルを流れで語ってくれるから理解しやすかった。
繰り返してかたってくれるのもよかった。
授業じゃ絶対無いスタイル。
他の歴史の本によくある時代ごとの説明じゃないのも自分にあってた。
16世紀の説明だと、
16世紀は○○な時代、と全体を語ってから、
政治、戦争、文化などを語って、次17世紀は~となる。
ぶつ切りでつながりがよくわからなかった。
今回は流れで知れたので、理解しやすかった。
専攻が日本史だったので、やっとすっきりした。
産業革命とか、映画や漫画、本でも知ってるけど歴史的にどの位置にあるのか、とかよくわかった。
映画や、漫画、ドラマとかで、妙な部分だけ覚えてきている人ほどすっきりすると思う。
これをベースに、youtube動画やロシア、アメリカ、中国、日本など
周辺を攻めていこうと思う。
1冊でわかる世界史とかでない本を探してる人や、
世界史ピンと着てない中高生にもほんとオススメ。
じゃ、また。
面白いし役に立った歴史エンタメ▼
名作。文句があるならベルサイユにいらっしゃい。
これでイギリス、フランス、オーストリアになじめた。
アレクサンダー大王の書記官の話
ギリシャ、ローマ、トルコにとっかかりを作れた。
いつ終わるんだろう。
本って書き写してたんだぜ?
「超訳 ヨーロッパの歴史」にもでてくる知識を保管してた教会という仕組みがよくわかる。
ビブリオミステリー。